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建築マーケティング&コンサルタントBiC社長・伊藤敏郎のヒューマンマーケティング論


by toshirou_ito

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「ダイワラクダ工業(株)とのマッチング開催」

9月に入りましたね。
まだまだ残暑が続いています。今日も東京は32°暑いです。蒸します。来週からは幾分か涼しくなるといいのですが・・・

次回のマッチングが決定しました。
第一回が野原産業、第二回が大和ハウス工業の大阪・東京・札幌開催でした。そして今回は、「ダイワラクダ工業(株)」とのマッチングを11月9日に大阪で開催致します。

ダイワラクダ工業(株)とは、
大和ハウス工業(株)のグループ会社で、主に、住宅・マンション等への家具・照明・ファブリックの開発・製造・販売、そして、空間デザイン等も含めた「インテリア事業」を手掛けている企業です。取引先はハウスメーカー、デベロッパー等となります。

前回の大和ハウス工業(株)とのマッチングは、
対象範囲を広く捉えましたが、今回のダイワラクダ工業(株)とのマッチングは、対象範囲を狭く深く、そして、実売や直ぐに商品開発に繋がるマッチングとして考えています。

因みに、ダイワラクダ工業(株)の島正登社長は、
「創業50周年の2021年には、現在の約2・3倍の1000億円を目指す」とコメントしており、実売に繋がる具体的な商品を求めていますので、新たな販路を求める企業、共同開発を希望する企業の方は、是非、当マッチングでプレゼンしては如何でしょうか。

詳しくは、後日メルマガで案内を配信させて頂きます。

話しは変わって、
8月は、今までのマッチング効果で、ホームページからの問い合わせが忙しく(*HPが古くてすいません。10月から新しいHPが完成します)。暑さと忙しさでフラフラでした。その中から、ユニークな問合わせを紹介します。

1つは、電気自動車の充電拠点が増えたらガソリンスタンドの機能はどうなるのか。また、充電拠点の機能や役割はどうなるのか。その様な調査が出来ませんか。との問合せがありました。何処まで調査が出来るかを現在検討中です。


2つは、Wii(ウィー)のテレビゲーム機の機能で、
住まいのカーテンやドアを自由に動かしたり、照明や部屋のデザインを変えたりする事が出来るバーチャルハウスの商品開発の問合せです。既に、家電メーカーが開発していると思いますが、中小企業だから出来る発想がユニークで、これからの商品開発を具現化するに於いて、住まいのニーズに関する相談でした。

3つは、1棟のビルの中に各社の住宅展示場を展示する企画の問合せ。増えている空きビルの有効利用とビルの中だから雨に濡れる心配もない。また、そのビルには宿泊施設も整えるとの事。但し、まだアイデア段階なので、具体的にはこれからですね。

まぁ~皆さん考えていますね。
それだけ、建築業界も市場の様変わりに必至だという事です。現段階では、これ以上詳しくは言えませんが。すいません。正式に契約になりましたら、改めて報告したします。

それでは次回という事で!
# by toshirou_ito | 2012-09-06 18:56

「産業界もオリンピックに習え」

ロンドンオリンピック日本史上初38個のメダルおめでとう。
特に、女子サッカー、女子バレー、女子卓球、女子バトミントン、女子アーチェリー、女子水泳リレー等の女子団体競技がメダル奪取。勿論、女子個人競技も強い。特にレスリングは最強でしたね。

そのメダル数の多い背景には・・・
2009年に国の支援でオープンした「味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)」の効果があったと言われています。この施設が凄い。東京北区にあるのですが、宿泊施設や食堂完備は勿論、一年中の合宿が可能。隣にはスポーツ科学センターもある。4年後のリオデジャネイロオリンピックが楽しみです。

また、スポーツ市場を狙う新たな商品開発や異業種参入の出現「クロスマーケテイング」も楽しみです。

それに比べて、産業界はどうでしょうか・・・
日本経済新聞社調べの日本の世界シェアを見ると、世界シェア50品目で日本企業の首位は9品目だけ。それも2010年より2つ減少。多関節ロボットやカメラはシェアを伸ばしたものの、自動車が後退。情報通信技術のスマートフォンの日本の世界シェアは3.7%で前年比5.3%低下。韓国サムスンや米アップルに押されている。頑張れ日本!!

産業界も個々に活動するのではなく・・・
日本企業が一体となって世界目標を定め、各々が世界NO1を目指せる「戦略・戦術・戦闘」を一元指導する『テクニカルマーケテイングセンター』の様なサポート施設が必要であると感じます。無理ですかね。そんな事を感じながら、夏休みを終えてしまいました。

皆様は、夏休み如何お過ごしでしたか。
私の知人Aはオーストラリア、Bは韓国、Cはロンドンで、私は茨城県つくばと地元のドンキホーテ視察の夏休みでした。11日~15日と5日間の夏休みでしたから海外まではね・・・トホホ。

それで、なぜドンキホーテなのか・・・
それは自宅近くにドンキホーテがリニューアルオープンし、地域の加工食品が陳列されているとの事で視察に・・・ドンキホーテは私のアイデアの源なのです。

札幌、秋葉原、六本木、大阪、福岡など、
出張先にドンキホーテがあれば、時間が許せば、必ず情報収集に立ち寄ります。店舗(地域)によって品揃えが違うから面白い。店舗に来店する顧客をウオッチングするのも面白い。

ドンキホーテはスーパー等と異なり「圧縮陳列」方式ですから、
何処に何が陳列されているか分かりづらい。分かりづらいから目的商品を見つけ出す楽しさがある。目的商品が無い場合でも、新しい商品に出会った時の喜びがある。これがドンキホーテの魅力ですね。

因みに、ドンキホーテが陳列しているアイテム数は・・・
1, 000坪当たり約80,000アイテム数。一般的な総合スーパーが約40,000アイテムだと言われていますので、まさに驚異的な品揃えです。また㎡当たりの月間売上高が、スーパーマーケット3団体で平均約6万円。それがドンキホーテでは約7万円ですって。凄い!

これだけのパワーを持つに至るまでのドンキホーテは・・・
火災による死亡や近隣とのトラブルなど多難でしたが、新たな発想で経営を推進して来た勇気と経営判断にあっぱれです!やはりチャレンジ精神ですね。

でも、お店に入ったら必ず避難口は確認しておいて下さい。
それではまた・・・

*スーパーマーケット3団(日本スーパーマーケット協会、オール日本スーパーマーケット協会、新日本スーパーマーケット協会)
# by toshirou_ito | 2012-08-20 16:20

「新たな発想でジョギング市場を創造せよ!」

皆様、猛暑の折、如何お過ごしですか。
私は、ロンドンオリンピックの盛り上がりと熱帯夜で寝不足が続いています。日本水泳陣のメダルラッシュ凄いですね。毎晩感動しています。

そんな事で、ロンドンオリンピックの経済効果を調べてみたら・・・
日本円換算で約2兆0680億円(165億ポンド)で6万2200人の雇用創成ですって!因みに、2020年に東京でオリンピックを開催するとしたら、その経済効果は3兆円で、雇用誘発数は15万人。さすが、オリンピックの経済効果は凄い。

そんな事で、またまた国内の上位スポーツ人口を調べてみたら・・・
ジョギング(マラソン・ウオーキング含む)約2300万人、ボウリング約2000万人、水泳が約1200万人でした。2006年の調査ですが(SSF笹川スポーツ財団)・・・

その中で、成人のジョギング人口だけをみると・・・
2006年で605万人が、2010年では883万人で、278万人が4年間で増加。この増加を誘発した要因は、第一回東京マラソン(2007年開催)が切っ掛けのようです。それから、マラソンのイメージが変わりましたからね。

ウエアーがファショナブルになったり・・・
仮装するランナーが出現したり、夫婦でジョギングしたり、身近なスポーツになりました。
東京のランニングスポットである皇居外周(1周5㌔)では、ランナーが過密状態で、接触事故なども起こっているくらいですから。

前置きが長くなりましたが・・・
その人口増加のジョギング市場を狙うべく、某企業と一緒に、「ジョギングとのクロスマーケテイング」の事業計画を練っています。

「クロスマーケィング」とは・・・
他の業界(商品)とジョギング市場とをクロスさせ、新しい事業や商品開発をする事で、キーワードは“本気で楽しめるジョギングスタイル”の確立ですかね。そのキーワードにピッタリのユニークなマラソン大会2つを紹介します。



1つは「青山ラブカップルランニング」です。
国立競技場を走るイブランニングで、婚活を目的にしたコースや子供と親が一緒に走るコース等があり、婚活を目的にしたコースの参加者は、マラソン修了後、イタリアンレストランでアフターパーティーにも参加する事も出来る。実に面白い。

2つめは、「全国スイーツマラソン」ですね。
給水所に一口サイズのスイーツを並べ、それを食べながらコースを回るマラソンで、2010年に大阪で開催されてから、福岡・神戸・愛知・東京等でも開催されている人気マラソンです。東京お台場で開催した参加者は5000人を超えています。これも面白い。

そして、ようかんの老舗「井村屋」が・・・
スポーツ時にワンハンドで手軽にエネルギー・塩分を補給できる「スポーツようかん」(60g×5本入り・525円)を3月に発売。まさに、ようかんとスポーツのクロスですよ。

アクティヴ&ウェルネスフーズ市場は・・・
6000億円弱の市場がありますから、そこに向って商品を開発するのは、当然有りですね。これからも参入企業が増えると思います。

是非、創造力を発揮して、ジョギング市場に参入しては如何でしょうか。
我社も某企業と新たな事業展開を推進します。それでは次回と言う事で♪
# by toshirou_ito | 2012-08-06 16:42

ビジネスマッチングの意義と評価



弊社が企画させていただいた、大和ハウス工業様とのマッチングが終了致しました。
2012年2月東京(30社)、5月大阪(13社)、6月札幌(10社)で、大和ハウス様との建築マッチングが無事終了。延べ53社の方に参加して頂き、誠に有難う御座いました。

今まで、個々の企業様同士のマッチングは行って来ましたが・・・
1つの企業に対し数社でマッチングする企画は、始めての経験で内心不安でしたが、無事、トラブルもなく終了。安堵しています。

それでは、今まで3回開催した状況を報告させて頂きます。

まず、「面談内容や交渉」についての評価ですが・・・
大和ハウス様の研究所や企画担当の方と直接交渉が出来て、商品の評価や今後の取組について参考意見を頂いたと、殆どの企業の方に満足して頂きました。事前に対象商品を絞り込みましたから。大きな食い違いなかった様です。

「40分間の面談時間」については・・・
不満が30%と多く一瞬驚きましたが、それだけ、もっと説明したい思いの表れであったかと。確かに、終了時間を伝えても、熱く語って直ぐに終わらない企業の方もいましたからね。でも、説明したい意向は十分に伝わったと思います。

「今後の取引き状況」については・・・
東京で18社、大阪で6社、札幌で4社が好感触でした。今後、両社間で話し合いがもたれます。是非、今回のマッチングから新たなスター商品が誕生してくれたら嬉しいですね。勿論、その為にも継続サポートをさせて頂きます。

これからの大和ハウス様とのマッチング企画ですが・・・
大和ハウス様と協議させて頂き、今後とも継続して行きたいと考えています。開催終了後も、問い合わせがあるぐらいですから。嬉しい限りです。

それから、食品のマッチング企画にもそろそろ着手ですね。
現在、食品問屋、高級スーパー数社と協議中で、今月中には方向性が決定します。今まで当社へ依頼や相談頂いた中小・零細企業の皆様を、少しでもサポート出来ればと行動してきた結果が、ようやく出ます。

当企画は、まだ企業秘密ですのでフレームだけ説明します。
高級スーパー、問屋と一緒に“○○○フェア開催”を企画。開催する企画内容を地域の食品企業にお知らせします。そして、その企画に興味を示す参加企業を募ります。更に、参加企業の商品が、今回の企画に合致するか否かの審査を行い、審査が通った商品が店頭に並びます。食品企業の皆様、もう暫くお待ち下さい。

マッチングとは・・・
企業を単に紹介するのがマッチングではなく、例えば、食品とワインを組み合わせて食生活を豊かにする。建物に新たな設備、新たなサービスをマッチングさせて快適な住生活を作り上げる。新たな市場を創造して行動する手段がマッチングであると思います。

ですから、マッチング行動には目標と計画と準備が必要です。
大和ハウス様との東京開催の例ですが、約1270社の中から30社ですから。そう簡単ではありません。でも参加企業の方々と一緒に、これからもチャレンジして行きたいと思います。

それではまた次回。
# by toshirou_ito | 2012-07-17 11:05

企業文化の大切さ!

6月がもう終わろうとしているのに・・・
久しぶりのブログ更新で恐縮です。真に申し訳ありません。

昨日の午前中に、大阪から帰京しました。
今回の大阪目的は、大手ハウスメーカー、及びそのグループ会社との打合せ。
更に、当社企画のマッチング参加企業13社への挨拶でした。そこで、感じた事をお伝え致します。

それは「企業文化」です。
成長している企業には、企業規模に限らず、「企業文化」が宿っている企業が成長していると感じます。

取引している大手ハウスメーカーの話ですが・・・
創業時の無茶ブリな計画や目標への諦めない精神、休日返上の頑張り等々、当時の企業の様子について、知っている方々に話しを伺いました。当時の企業文化は「スピード」との事です。

その様な、当時の企業文化が・・・
今の若い世代に引き継がれているかと思いますが、設立57年経過した今でも、引き継がれていると感じます。無茶ブリのような話であっても、皆な一丸となって目標に向って前進していますから。それが「企業文化」「企業DNA」なのでしょうね。

それでは、企業文化とは、どうしたら作れるのか。
簡単に作れるものではないですが、基本は、創業者の夢実現の無茶ブリ計画が重要なキーだと思います。その無茶ブリを実現へと近付けて行く為に、創業者及び創業者を支えるスタッフが流す、血、汗、涙、そして知恵が結晶となり、そこから伝統的な価値観が作られ、企業文化へと進化すると考えます。

となると、企業文化を作るには・・・
目標はより高く、無茶ブリは大いにすべき事であると思います。

成長している環境装置の中小企業は・・・
顧客に『スピード』『感謝』『歓喜』を伝える大切さをスローガンにしています。顧客に不快感を与えない行動を基本とし、それが「企業文化」として社員一同に伝わっている。話しをしていても気持ちが良いですよ。
『スピード』は・・・
仕事だけでなく、顧客の冠婚葬祭に対する対応までも早く。『感謝』は、顧客だけでなく、取引業者も仲間として感謝対応する。『歓喜』は、満足を越えた予想外の行動を起こす。例えば、営業所に打合せに来社したお客さんの車を洗車する等々です。

要するに、企業文化とは・・・
お客様の全てのニーズを理解し、それを越えた行動に全力を傾け、スタッフ一同が、お互いに協力して、率先して動く事が出来るマインドであり、その根本は、創業者の価値観やDNAであると思います。創業者の価値観が曖昧なら、企業は存在しませんから。「文化は戦略を食ってしまう」と言われていますが、まさにその通りです。

文化は企業だけでなく・・・
国の文化、町の文化、家族の文化、それぞれにあると思います。それを作り上げるのは、各々のリーダー達の価値観ですから、それを失わないで頂きたいと願います。

長い間、海外で生活していた方から・・・
私が都内で、新鮮野菜の企画を考えていると話をしたら、パリのビオマーケットとスペインのカタハーニャで、毎日行われている朝市の写真を頂きました。
朝市を毎日開催する町ですから、そこにはそこの、町民の暮らしを大切にする文化(精神)が宿っているのだと感じます。

是非、行ってみたいですね。写真を見てワクワクします。


▼パリ/ビオマーケット

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▼スペイン/カルーニャ メルカド

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# by toshirou_ito | 2012-06-23 13:52

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